五井病院(医療法人 芙蓉会)

回復期リハビリテーション病棟

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医療サービス

回復期リハビリテーション病棟

当院にはゆとりのあるスペースでリハビリに集中できる「回復期リハビリテーション病棟」がございます。退院後、住み慣れた住宅での生活を目指し、熟練スタッフが、急性期から回復期までの期間を集中的にサポートし、1日に2~3時間程度のリハビリテーションを状況をみながら実施します。

回復期リハビリテーション棟

回復期リハビリテーション棟は、早期の自宅復帰を目指し、実際の生活場面を想定した移動・動作の練習などを行なうスペースです。リハビリを専門とする理学療法士・作業療法士・言語聴覚士らが、チームを組んでサポートし、自宅復帰・社会復帰を目指したトレーニング・指導を行います。

当院における在宅復帰率 90.91%(2020年4月~9月までの実績)

また、退院後の自主トレーニングや、介助上の注意点などの指導も実施。相談員やケアマネージャー・建築士とともにご自宅を訪問し、患者の障害にあった住宅改修の提案・アドバイスなども行ないます。

さらに、退院後も引き続きリハビリテーションが必要な場合、併設の市原デイケアセンターや外来で対応いたします。

理学療法

理学療法は、運動・温熱・電気・水・光線などの物理的手段を用いて運動機能の維持・改善を目指します。

脳血管疾患や脊髄損傷により生じた運動麻痺などの障害に対し、寝返りや起き上がり動作、立ち上がりや車椅子への乗り移り動作、手すりや杖を用いた歩行、屋外歩行や階段の昇り降りなどを練習します。

また、下肢の骨折などを生じた場合、医師の指示のもと、骨折部位への負担にならない状態で手足の筋力トレーニングを早期から実施し、関節の可動域拡大を図るトレーニングを行います。

作業療法

作業療法は、食事やトイレといった日常生活をおくる上で必要な機能の回復を目指します。トイレや入浴といった日常の動作のほか、着替えや歯磨きなどの整容動作、調理、書字などについても指導・練習を行ないます。

また、記憶力低下や失行・失認といった高次脳機能障害に対してのテスト・トレーニングは、言語聴覚士らと連携して行います。外傷や骨折により生じた手指や腕の可動域制限や巧緻性・協調性障害の改善を図るための訓練も行っております。

言語療法

言語療法は、話す・聞く・表現する・食べるといったコミュニケーションや嚥下(飲み込みの障害)に問題がある方々の社会復帰を目指します。

脳梗塞や脳出血による後遺症で生じた言葉の障害(失語症や構音障害)、嚥下障害に対して、おもに言語聴覚士が治療・トレーニングを担当します。

また、理学・作業療法士と連携のもと、高次脳機能障害に対しても評価・トレーニングを行います。

導入しているリハ機器の紹介

ウォークエイド®(歩行神経筋電気刺激装置)

主に脳卒中による下肢麻痺に対し、
電気刺激により回復を図ります。




WILMO®(装置式随意運動介助電気刺激装置)

主に脳卒中による上肢麻痺に対し、
電気刺激により回復を図ります。




HONDA セーフティナビ®(簡易型ドライビングシミュレータ)

脳卒中等による自動車運転技能の
問題を簡易的に評価します。